12月6日オンライン開催の「醸すフェス」とは?発酵に愛を注ぐ実行委員のおふたりにインタビュー

皆さんこんにちは。エフォートレスマガジンの高井やすかです。

ご無沙汰しております。インタビューを再開しようと思い、高井も実行委員のメンバーとしても活動中の「醸すフェス」の実行委員長と副委員長にお話を聞ける機会を頂いたのですが、動画を撮るつもりが撮れてなかったという悲しい事実。

出来る限りわかりやすい文章で、12月6日に行われる醸すフェスについて、ご紹介していきます。

12月6日にオンラインで行われる「醸すフェス」とは?

醸す(かもす)フェスは、発酵食品の興味関心や日本の和食文化の発展に繋げることを目的とし、発酵を通じて人々が食より楽しみ、より豊かになることを目指しています。

醤油や味噌などの発酵食品は、日本では長く愛されてきています。でも、発酵すると美味しくなるという瞬間に立ち会うことは難しいですよね。また、コロナ禍で工場見学等も現在は難しい状況が続き、生産者さんから直接お話を聞ける機会も減っているのが現状です。

そこで、12月6日(日)に「醸すフェス」という、消費者が生産者から発酵について気軽に知ることができる機会を創りたいと考えました。生産者さんが作った、ぬか床、チーズなどをネットで先行販売し、当日の開催のワークショップでさらに発酵についての学びを深めてもらい、相互が『繋がる』ことができるイベントになっています。

(フェスの詳しい内容は後ほど!)

「醸すフェス」の実行委員長と副実行委員が決まった経緯がユニーク!

一足先に終了したクラウドファンディングのときの様子

醸すフェス、そもそもどうして始まったかというと、オンラインでアイディアを出し合っていたときに発酵食品の話で盛り上がったんです。発酵食品にまつわるイベントやりたい人!と声をかけたときに、「やります!」を真っ先に手を挙げたのが、千葉県にお住いのますの恵理さん、次が飯尾みずきさん。そのまま実行委員長と副実行委員に決まったということでした。

え、そんな簡単な理由で…(笑)

ちなみにこの発酵食品をイベントにしたいね、という最初の案を出したのは、以前、インタビューさせていただきました、小川佑子さんです。

千葉県在住のますのさんと、静岡県在住の飯尾さんがオンライン出会えたのは、まさに奇跡。そして、コロナ禍でオンラインが活発になったからこそ始まったことでもありました。きっかけ自体がエフォートレスですね。

醸すフェス実行委員長のますの恵理さんのお話~発達障害と発酵食

発酵初心者という恵理さんは発酵食を集めてお気に入りをリサーチ中

醸すフェスの実行委員長を引き受けたますの恵理さん。最初から発酵食品に通じていたわけではなく、実はぬか床を素手で触れない超初心者ということが判明しました。

もともとますのさんは元小学校の先生。ある日支援学級を任されることになり、発達障害のある子どもたちと過ごすことになりました。その中で気づいたのが、発達障害の子どもたちが自分のエネルギーをうまく発揮できてないという現状がありました。その一因として食べることが関係していると気づいたますのさん。しかし、学校では子どもたちの食生活を改善するところまでは対応できませんでした。

ご主人の転勤を機に小学校を退職したのち、発達支援アドバイザーとして独立。発達障害のおこさんが勉強でも習い事でもとにかく好きなことをみつけてそれに没頭できる子どもを増やしたいと活動していました。

その活動の過程で、食生活の改善、特に発酵食品を生活に取り入れ、体を整えることで、改善することがあるのではないかと、親御さんにアドバイスしたところ、子どもによっては普段の生活にも変化があったお声もありました。

子どもたちの食は、毎日ご飯を作ってくれるお母さんの負担が大きい部分があります。発酵食もっと日常に取り入れて欲しいと願っていたときに、この醸すフェスの話が舞い込んできたのでした。

 

醸すフェス副実行委員の飯尾みずきさんのお話~発酵調味料を使ったお惣菜屋さん

お2人が始めてリアルで会ったのは下北沢の発酵デパート

こちら副実行委員である飯尾みずきさん。林業に携わることがしたく、山に行くのが大好き。就職先は自社の山を持っていた住宅メーカー。そこでの営業の仕事がハードなため、出産を機に退職。子育てに専念することになったのですが、子育てだけをするのは向いてないと気づき、一時期うつ状態に。

自分のやりたいことをしたいと強く思っていたとき、リノベーションスクールに参加し、そこで「自分がやりたいこと」を一生懸命考えたときに、子どもとひきこもるのではなく、一緒にご飯を食べて集まれる場所が欲しいという強い思いが決意へ。イベント出店を経て、「旬総菜らくさぽDeli」を静岡県浜松市でスタートさせました。

ママのための小さなお惣菜屋さんで、日々の食事の準備は家事の中でも一番負担に感じていた飯尾さん。忙しい中でも身体に優しい発酵食品を家庭で食べてほしいと、発酵調味料を使ってお惣菜を作り始めたのでした。

発酵調味料を日常生活にも取り入れている飯尾さん。

コロナ禍で実店舗の販売も難しい中、オンラインで「醸すフェス」を通じて、発酵を身近に感じてほしいという想いが伝わってきました。

発酵食品ってとても身近なもの

醸すフェス実行委員とのお2人とお話していると、発酵食品の話しが尽きません。

飯尾さんの一番おすすめの発酵調味料は、醤油麹だそうですよ~。野菜を炒めて発酵調味料で味付けするだけで、味が決まる。旬の野菜を美味しく食べられるので、発酵調味料を使って料理をするが一番の時短になると力説でした。

「発酵食品って扱いにくい部分はあるかもしれませんが、発酵はすごい身近なんです」

確かに考えてみると、醤油、味噌、お酢は全部発酵調味料ですし、納豆や甘酒、ヨーグルトも発酵食品なんですよね。

醸すフェスのテーマは、『命の繋がり』です。

発酵食品を作る人と食べる人が繋がる、菌と人が繋がる、味わいと心が繋がる
それが醸すフェスです。

このフェスをきっかけに、発酵食品を子育て支援施設に届けたり、発酵食品づくりを学ぶ仕組みを作っていきたという将来の展望もあり、わくわくする内容でした。

醸すフェスで注目の講座やワークショップのご紹介

醸すフェスのカギを握るおふたりに選んでいただいた、注目の出展者さんをご紹介します。

管理栄養士神田由佳さんの講演「みそ汁生活で体質改善への第一歩」からの佐野みそさんによる味噌コンサル

管理栄養士の神田先生による講演です。発酵食品の中でも一番万能といわれるお味噌。みそ汁が最強であり、体の中から変えていくことができます。ご自身が経験されたことを元に、ゆるく長く続けられる食生活についてお話してくださいます。

食べ方や食の捉え方を変えるだけで本来の体がもっている機能を使うこと。それをいかに負担と捉えないで日々の生活に落とし込んでいくヒントがもらえます。

その後の時間には、全国の味噌を取り扱っているお味噌のソムリエがいる「佐野みそ」さんが登場。自分に合ったお味噌を選んでくれたます。味噌は材料や発酵によって味が変わります。全国の味噌がどう違うのか、オンラインで味噌について語ります。その場で購入も可能です。

あなたにぴったりの味噌に会いにいきませんか?

 

麹文化研究家 なかじ氏による 麹の学校 in 醸すフェス

麹世界中で麹、発酵、体と心の講座を開催している麹文化研究家のなかじさん。オンライン・コミュニティ「麹の学校サロン」運営しています。

今回は「家庭でできる麹作りの入門講座」を開催します。

独特の世界観と視点で、麹を中心として、発酵をいかに日常生活の中に取り入れるかを日々研究しておられる、なかじ氏。

「麹と発酵」を人生に生かし、楽しく発酵して生きていく知恵や、気づきを共有していきます。

発酵の世界をちょっと垣間見たいという方でも気軽に参加できる講座にです。


麹の学校サロン

根本麻貴子さんの味噌作りワークショップ

根本麻貴子さんを講師に迎え、日本を代表する発酵食品である
味噌を手作りで行います。
ここで作る手前味噌は、現代のライフスタイルに合わせた、
簡単だけれど本格的な味噌作りのワークショップです。
原材料もこだわっているので、安心して美味しくいただける味噌です。

日本酒の試飲つきトークショー

元杜氏野田恭平さんと京都の酒屋さんによる、、日本酒の造りと味の関係について対談形式で進むトークショーです。

3本入りと6本入りの飲み比べセットを事前にご購入すると、当日のトークショーをお家でトーショーを見ながら、飲み比べをして味わいやできた背景など日本酒にまつわる知識が深まるかも。

このイベントのための限定オリジナルラベルを作っていただきました。

醸すフェスタイムスケジュール

日時:12月6日(日)12:30開会式が始まります。

メインステージ
12:30-12:40開会式
12:45-13:00移動時間
13:00-14:00ワークショップ:日本酒トーク①
(有料キット)
14:00-14:15移動時間
14:15-15:15講演:やさい麹
予防内科医 関由佳先生
15:15-15:30移動時間
15:30-17:00「ゲストトークショー」
なかじ(南 智征)氏
17:15-18:00出店者紹介
17:30-18:00講演:7つの幸せトーク
発酵ライフクリエイター 奥田涼子
19:05-19:10閉会式
ステージA
13:00-15:15WS:味噌作りワークショップ
根本麻貴子(有料キット)
※材料の事前注文はこちら
15:15-15:30移動時間
15:30-16:30coming soon
16:30-16:45移動時間
16:45-17:45講演:チーズ講座
葛石朋子
17:45-18:00移動時間
18:00-19:00ワークショップ:日本酒トーク②
(有料キット)
ステージB
13:00-14:00トークライブ:激辛発酵トーク
14:00-14:15移動時間
14:15-15:15講演:みそ汁生活で体質改善への第一歩
管理栄養士 神田由佳
15:15-15:30移動時間
15:30-16:30販売:佐野みそ
16:30-16:45移動時間
16:45-17:45ワークショップ:醤油麹レクチャー
宮本春子
17:45-18:00移動時間
18:00-19:00Coming soon
ステージC
13:00-14:00販売:鷹勇 蔵元
14:00-14:15移動時間
14:15-15:15販売:黒にんにく
中村晶子
15:15-15:30移動時間
17:00-19:00販売:ウミノネコーヒー
チーズ・ワイン

参加チケット申込はLINE公式まで

参加無料チケットのお申込やイベント情報など
LINE公式から配信されます。

ご登録をお願い致します。LINE公式へ

公式ホームページ: https://peraichi.com/landing_pages/view/kamosufes2020

【終了】クラウドファンディング : https://camp-fire.jp/projects/view/340332
最終的に、321,500円の支援をいただきました。ありがとうございました!

ますの恵理さん、飯尾みずきさんのエフォートレスなポイント

最後に、高井が感じた、醸すフェス全体からみたエフォートレスなポイントと、ますのさんと飯尾さんの個人的エフォートレスなポイントについてまとめます。

醸すフェスは全国から発酵食が好きという気持ちで集うフェス

醸すフェスのエフォートレスなポイントは何といっても、実行委員が全国各地に散らばっていても、オンラインというプラットフォームでイベントを開催できてしまうという点です。

発酵食品は、方言と同じで、各地域ごとにそれぞれの発酵食があり、色も見た目も味も違います。

その違いを愉しみつつ、発酵食の素晴らしさを根付かせるという壮大な野望に、これからゆるく続いていくエフォートレスさを感じます。

実行委員長ますの恵理さんのエフォートレスなポイント

最初にお話させていただいて感じたのは、転勤生活をポジティブに捉えていたことです。

私自身も転勤の経験があるので、よくわかりますが、転勤すると、その土地に慣れることに精いっぱいで、イベントの主催をするまで考えが及ばない場合が多いのです。

しかし、ますのさんは、フェスの準備中にご主人に辞令が出て移動になっても、醸すフェスを止めることなく準備を進めることができたこと、オンラインだからこそかもしれませんが、とてもエフォートレスです。

また、ますのさん自身が選択してきたことが、自分をよく知った上で職業を選択し、環境に合わせて業種をシフトしていっている点は、しなやかなだと感心しました。

副実行委員の飯尾みずきさんのエフォートレスなポイント

飯尾みずきさんは、目的がブレないからそこ、結婚、出産を経て、イベント出店から自分で店舗を持ってお惣菜屋さんをするという形に持ってきているのが、しなやかに活動を継続できているなと感じました。

自分ができる範囲で続けることで、子どもが成長したときに新しいこと始めるぞ!と大きなエネルギーを使わずに、エフォートレスに自分のライフスタイルを確立できるのではないかな、と思いました。

最後のラストスパート、実行委員のみなさんもがんばっています。
ぜひご参加くださいね。

あなたも『命の繋がり』を一緒に醸し続けていきませんか?

投稿者プロフィール

高井寧香
高井寧香
石川県金沢市在住。転勤生活10年、元転勤族妻ライター。ライターの傍ら、事務職勤務だった経験を生かして事務作業パソコンのサポートを行う。金沢が好きすぎて、いしかわ観光特使に。夫は単身赴任の中、3人の子育ても同時進行中。

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